[後編]3歳5ヵ月の時に自閉症スペクトラムの診断を受けた息子について

自閉症かなと思うきっかけは保育園の保護者観覧会

1歳8カ月の保育園での様子

ぽんちゃんが1歳8カ月のころ、保護者観覧会というものがありました。
午前中の1時間くらい、保護者が保育室の様子をそっと覗くといった感じでした。
そのときのぽんちゃんは、みんなの輪から外れて壁際でひとりで寝ころびながら、うねうねとシャクトリムシのような動きをしていました汗
ぽんちゃんは自閉症かもしれないなーと思いながらも、赤ちゃん返り中ということもあって、あまり気にしていませんでした。

発達障害の特徴がみられるのは3歳以降とよく言われるので、それまでは気にせずにいこうと思いました。


2歳2カ月

二語文がなかなかでない

2歳をすぎるとまわりの同じ年の子は二語文をしゃべり始めていましたが、ぽんちゃんはなかなか出てこなかったです。
保育園でははっきりと「ぽんちゃん、おはよう」といえる子や「○○であそぶ」といってる子がいて、こんなにはっきりしゃべれるのかーとびっくりしたもんです!

息子が喋れた単語

「これ」「こっち」「あっち」「ない」「あった」「ワンワン」「ぶっぶ(車)」「トラック」「ピーポー」「きゅうきゅうしゃ」「ぼーる」「こうえん」「じゅっちゅ(ジュース)」「パン」「キュウイ」「ママ」「パパ」「ねぇ」「バイバイ」
あとは色を覚えるのは少し早かったと思います。
「あか」「あお」「きいよ(きいろ)」「くろ」はこのときに理解していました。
ぽんちゃんの妹の現在2歳の娘は、あまり色を理解していないので、早かったのではないかなと思います。

たまにしゃべれる二語文

「○○ない」「これきいろ」と簡単な二語文はでましたが、これもたまーにでしたね…
まだ自閉症だと思わなかったのは以下の点があったからでした。

  • こちらの言葉は理解できている
  • 名前を呼ぶと振り返る(振り返らない時もあるけど…)
  • 小学生くらいの年上の子と遊びたがる(人に興味はある)

これは現在もですが…(;^_^A
同じ年の子とは遊ばないけど、小学生くらいの面倒見のいい子になつく傾向がありました。

三歳児検診

私の住む場所の3歳児検診の内容は、身体身体計測・診察・尿検査・眼科検診・聴覚検診・歯科検診でした。
事前に自宅に通知が届きますが、封書の中には「視力検査セット」「聴覚検査セット」が入っていました…orz
視力検査と聴覚検診は自宅で検査するという形です。
開けた瞬間、、これは難しいなと思いました…w
視力検査はこんな感じのガチな奴です。これを見せて右・左と答えさせるのですが、まず右左を理解していないぽんちゃんに検査は無理でした…

3歳児診査の視力検査、これみせたらc(シー)って言われてめっちゃ笑ったw

聴覚検査のほうは、耳元で指をすり合わせて聞こえたら教えてもらうという感じでした。
こちらも難しくて無理でした…。
結局自宅での検査はなにもできずに当日を迎えました。

でも安心してください…!

検査できなくても大丈夫でした。おそらく大まかな目安とする検査だったのかなと思います。(;^ω^)

そうそう、当日尿検査で紙コップを渡されたのですが…
おしっこを教えてくれないぽんちゃんには無理でした。(尿検査ができないだけで、特にとれなくてもOKでした)

保健師さんとの発達相談

保健師さんにまず名前、年齢を聞かれます。
ぽんちゃんは答えられず…(家で練習しましたが、たまーに成功する感じでしたw)
そのあと簡単な質問があるのですが(イラストをみて何か答える感じ)そちらもすべて答えられませんでした…

特になにか指摘されることもなく終了しました。

内科の先生の身体測定

身体測定が終わってから内科の先生とちょっとお話ができたので、息子の言葉の遅れや同年代の友達と遊ばないことを相談したのですが、
忙しかったからなのか?先生からは「お母さんが信じてあげてください」みたいな返答をいただきました。
それをいわれると特に何も言えず…
明らかに他のことは違いがあるけど、そんなに気にしなくていいのかなーと思うようにしました。


保育園から療育センターをすすめられる

3歳児検診後、数日たってからのことです。
子供たちを保育園に迎えに行くと園長先生から、「ぽん太くんの発達のことで相談があるので、面談をさせてください」と言われました。

園長先生と面談

面談の日、ぽん太の発達が遅いこと、いつも保育園で先生方が数人がかりで手を焼いている話などを聞きました。
保育園の先生方は毎日ぽん太の様子を見ているので、やはり発達に違和感を感じていたようです。
当時、ぽん太は2歳児クラスで、次は年少クラスになります。
年小クラスになると先生の数が減ること、先生の数が減るとぽん太ばかり対応できないこと、そうなるとぽん太にも良くないので、療育センターで診断してもらい、結果次第で加配保育士さんをつけれるので、まずは療育センターへ予約していくことをお勧めされました。

療育センターへ

さっそく療育センターへ予約の電話をしました。
1月初めの方に電話をして4月に予約がとれたので3ヵ月待ちでした。よく半年待ちとか聞くので、まだ早い方なのかな?と思います。

療育センターでは作業療法士さんといろいろな検査をしました。たしか2時間くらいはかかったかなと思います。
この辺は長くなりそうですので、また別の機会に書こうともいます。

そして最後に小児科の先生から、普段のぽん太の行動などを相談し「自閉症スペクトラム」と診断が出ました。

発達検査結果は…

  • 発達年齢は当時3歳5か月の息子→2歳5か月相当(+α)
  • 知的指数IQ/発達指数DQ 71+α

特性など

  • 検査に対して拒否的な場面がありました。
  • コミュニケーションは苦手だが、かかわる意欲はあります。

との結果がでました。
とくに療育センターに通う必要はなく、1年後にまた来てくださいとのことでした。

まとめ

ここまでが息子が「自閉症スペクトラム」の診断をうけるまでの流れとなります。
今現在は4歳になりましたが、やはりほかの同じ年のこと比べると、出来ないことが多いです。
みんなで集まって体操をする日があるのですが、まったく輪に入りません…あとお遊戯会とか…しんどいです…(見てる私が…)

今年の4月に療育センターに行く予定ですが、またその様子もブログに書こうと思います。

なにかの参考になればうれしいです!それではまたー!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA


CAPTCHA