小学3年生から支援級へ 息子の新たなスタート
この記事について
私の息子は現在小学2年生で、軽度知的障害の診断を受けています(愛護手帳4度)。また、3歳のときに自閉スペクトラム症(ASD)の診断も受けました。これまで小学1年生から普通級に在籍してきましたが、この春から支援級に移ることになりました。同じようにお子さんの進路について悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
私の息子は現在小学2年生で、自閉症&軽度知的障害があります。これまで小学1年生から普通級に在籍してきましたが、この春から支援級に移ることになりました。
この決断に至るまで、たくさんのことを考え、これまでの普通級の選択も、夫婦で悩み選択しました。しかし、最近の出来事を振り返ると、支援級を選んで良かったと改めて感じています。
普通級で過ごした経験から学んだこと
息子は1年生から2年生まで普通級で過ごしてきました。その中では、良い経験がたくさんありました。
同じ学年の子どもたちと一緒に過ごせたこと
周りの子と一緒に生活し、学ぶことで、学校の集団生活のルールや流れを自然と学ぶことができました。
優しいクラスメイトに恵まれたこと
息子の周囲には、理解のある優しい子が多く、困ったときに助けてくれる場面がよくありました。
先生から聞くと、体操服がうまく着れないのを手伝ってくれたり、教室移動の時にこっちだよと誘ってくれたりと色々あったようです。息子にとって大きな支えになりました。
支援級への移行を決める判断ができたこと
普通級で過ごしていく中で、年齢が上がるにつれて求められるスキルも上がり、息子にとっては困難な場面が増えてきました。授業の内容が難しくなることや、周囲のペースについていくことが負担になっていることが分かり、支援級への移行を前向きに考えるようになりました。
特に普通級へは旦那が行かせたいと希望していたのですが、おそらく最初から支援級だとしたら旦那の中で、息子はできると信じたままで、普通級へ行かせれば良かったなど、後悔が出てしまったかもしれません。
支援級の先生と担任の先生との話し合い
支援級に移る前に、支援級の先生と現在の担任の先生との話し合いの場を設けていただきました。支援級の取り組みについて詳しく聞くことができ、有意義な時間でした。
「支援級だからといって甘やかすのではなく、やれることはやる姿勢を大切にしている」と支援級の先生から説明があり、宿題もちゃんと出るとのこと。また、一斉授業ではなく個別対応の指導が中心になるため、息子にとって良い環境になりそうだと感じました。
事前の環境慣れ——給食と掃除の時間
突然環境が変わると、息子が戸惑ってしまう可能性が高いため、2年生の3学期から少しずつ支援級の環境に慣れるための取り組みを始めました。現在は、給食と掃除の時間を支援級で過ごし、少しずつ新しい環境に馴染んでいるところです。
先生方のサポートもあり、息子も支援級の雰囲気に慣れつつあり、春からの移行がスムーズに進むのではないかと期待しています。
授業参観で感じたこと
先日、小学2年生の授業参観と学級懇談会がありました。授業参観では、グループごとに発表を行う形で進められました。
息子は「縄跳びを失敗するまで跳ぶ」という目標を立てて発表しました。予想通り、あまりうまく跳べていませんでした。他の子たちは「走り跳び〇回チャレンジ」や「二重跳び〇回チャレンジ」といった、より高度な目標を設定していました。
2年生になると、やはり周囲との違いがよりはっきりと見えてきます。授業参観を通じて、息子の特性に合った環境で学ぶことの大切さを改めて実感しました。そして、支援級への移行が息子にとって最善の選択であると、強く確信しました。
これからの期待と不安
息子は春から支援級に移ることになり、新たなスタートです。
支援級での学びが、息子の成長にどのような変化をもたらすのか、不安もありますが、それ以上に楽しみでもあります。先生方としっかり連携しながら、息子が安心して学び、成長できる環境を整えていきたいと思っています。
同じようにお子さんの進路について悩んでいる方がいれば、ぜひ情報を共有しながら、一緒に考えていけたら嬉しいです!
それではまた!うなでした。